これまで貯金はすべて銀行で管理していたのですが、法人化のタイミングでブログも書くのでせっかくだし個人資産を投資してみようかと思いました。
これまで正直投資ってギャンブル色の強いイメージだったのですが、実際に運用してみると誤解している部分も多かったなと感じましたし、「もっと早くから初めておけばよかった!!!」って思いました(笑)
最初はiDeCoだけのつもりだったんですが、今は色々な投資信託を毎月積み立てるようになりました。
実際投資してみると自分から興味もって調べたり勉強したりするようになります。まだ勉強中の身ですが、自分で調べて気づいた事や購入して気づいた事など適当に書いていきたいと思います。
投資信託とは?
「投資信託( ファンド )」とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式とか債券などに投資・運用する商品。
投資信託には色々な種類があって、「国内株式」「海外株式」に投資するもの、国内外の債権、リート(不動産投資)に投資するものなどもあります。またそれぞれをバランス良く配合しているバランスファンドもあります。
でもこれは実際に商品を見ていった方が理解が早いと思いますので紹介してみます。
投資信託は詰め合わせのセット
冒頭でも書いたように投資信託はたくさん種類があって、国内外の株式、債権などの詰め合わせ商品。1つの銘柄だけ買うってなると暴落した時にピンチになるので、詰め合わせで幅広く分散投資できる。しかも少額からOKっていうのは投資信託のメリットかなと思います。
個人で1つ1つの銘柄を購入するって場合は最低購入代金が高すぎて上場企業全体に分散投資するためには莫大な金額が必要(それぞれ最低でも100株単位で購入が必要)。
なのでたくさんの銘柄などに分散投資するためにみんなの資金を集めて運用するのが投資信託。少額からでもOK。
まずはいくつかサンプルとして株式から見てみましょう。
実際「ニッセイ日経225インデックスファンド」という国内株式ファンド。
日経平均株価に採用されている銘柄の中から、200銘柄以上に等株数投資を行うファンドですが、組入上位10銘柄を見てみると以下のようになってます。
ユニクロで有名な「ファーストリテイリング」や「ソフトバンクグループ」などの株が含まれた詰め合わせになっているのが分かるかと思います。
海外の株式のファンドも1つ「たわらノーロード 先進国株式」の内訳を見てみます。
海外株はアメリカ企業が多いですね。「アップル」「マイクロソフト」「Amazon」「Facebook」など超有名な企業の株なども含まれていた詰め合わせになってます。
という訳で投資信託でたくさんの企業の株に分散投資できる。しかも少額から投資する事が可能です。
バランス型の投資信託もある
全体的に株価が下がるという場合もあるし、株式投資だけだとハイリスクでハイリターンなので、債権などにも分散するバランス型のファンドもあります。
- 株式:ハイリスクでハイリターン
- 債権:ローリスクでローリターン
要は債権も混ぜて値動きをマイルドにするというか、株式と債権をバランスよく組み合わせて分散投資するような商品。
例えばセゾン投信。
eMAXIS Slim バランスなどもあります。
などなどホント色々な特色を持つ投資信託があります。
なぜ積立で購入しているか?
私は毎月定額で投資信託を購入してます。
投資信託毎月引き落としにしてますが、同じ金額で毎月積み立てをすると、価格が高い時には少し、価格が安い時には多く購入できます。
ドルコスト平均法というやつです。この動画分かりやすい。
iDeCoもそうですが、長期で保有するため積立にしてます。
インデックスファンドとアクティブファンドがあるよ
- インデックスファンド(信託報酬が安い):機械的な運用
- アクティブファンド(信託報酬が高い):プロが銘柄をチョイス
「信託報酬」とは、運用や管理に対する費用や報酬として、投資信託の残高から差し引かれるコスト。運用してもらう手間賃のようなイメージでOKです。
機械的な運用をするインデックスファンドは安くて、プロが銘柄をチョイスするアクティブファンドは高いです。ちょっと幾つか見ていきます。
インデックスファンド
インデックスファンドとは、市場平均(ベンチマーク)と同じような動きをする運用を目指すファンドです。市場平均というが「日経平均株価」「TOPIX」とか聞いた事あるかと思います。大勝ちはしない代わりに大負けもしにくい。
例えば冒頭で紹介した「ニッセイ日経225インデックスファンド」という国内株式ファンドは「日経平均株価」に採用されている銘柄の中から、200銘柄以上に等株数投資を行うファンドで、日経平均株価の株価と連動するような値動きをします。
日経平均株価が上がれば基準価額(投資信託の価格)は上がり、日経平均株価が下がれば基準価額は下がります。基本的に経済の成長と一緒に資産が増えていく感じになります。
インデックスファンドは、投資対象(市場平均)に連動するよう機械的に運用を行いますので、他の投資信託に比べて手数料(信託報酬)が低く設定されています。
ちなみに「ニッセイ日経225インデックスファンド」の信託報酬は年0.27%。
海外の株式で「たわらノーロード 先進国株式(インデックスファンド)」の信託報酬は年0.243%。
アクティブファンド
もう1つのアクティブファンドはファンドマネージャーと呼ばれる人が銘柄選択や投資タイミングを厳選して投資し、市場平均を上回る成績を目指すファンドなので信託報酬がインデックスファンドと比べると高め。
アクティブファンドは信託報酬が高めでも市場平均以上の成果が期待できる点がメリットです。
ちなみに、知名度も高く、大人気の「ひふみ投信」。もちろん過去のデータはあくまで参考レベルなんですがスゴイ。。。
上記のひふみ投信の信託報酬は年1.0584%。
インデックス投資とアクティブ投資はどっちがいい?
これまでのデータを比べてみるとアクティブファンドの多くはインデックスファンドの成績に勝ててないと言われていますので、信託報酬の安いインデックスファンドから始めるのが良いかもしれません。
もちろんアクティブ運用でガッツリ利益をあげる事もありますが、毎回予想通りに動くわけでもないため、総合的に見た時に手数料(信託報酬など)の安いインデックスファンドが無難かもしれません。
私自身の積立先はインデックスファンドがほとんどですが、アクティブファンドでは唯一上記で紹介した「ひふみ投信(アクティブファンド)」だけ積立してます。
ただ、これまでの成績も今後の予想には全く参考にはなりません。
投資信託の選び方
- 信託報酬が安い
- 純資産が多い
- 再投資型
信託報酬
先程も書いたのですが信託報酬は安いものを選びます。信託報酬がは毎日かかります。
信託報酬0.1%で100万円を1年間投資していたとしたら
100万円×0.1%=1,000円 ←これが1年間でかかる信託報酬なので
1,000円÷365(日)=2.7397円 ←365日で割って毎日引かれる信託報酬が2.7円くらい。
基準価額は信託報酬が引かれた後の数字です。
インデックスファンドは最近は非常に信託報酬も低い商品が多くなってます。アクティブファンドなどは1%超えるものもありますが、その辺はパフォーマンスなどを見て自己責任で決めると良いです。
純資産が多い商品
長期に渡って純資産残高の下落が進んでいるファンドは、運用状況が悪く、解約も多いファンドということになります。
純資産の規模があまりにも小さくなる場合、運用に支障が出ることもあり純資産がふえていかないファンドは繰上げ償還になる場合があります。繰上げ償還は信託期限の前に運用できなくなったことで強制的に償還されること。要は途中で終了って事です。
積立投資の良い部分ってドルコスト法で長期運用できるって部分です。マイナス部分があっても長期的に積立していけばプラスが多くなってくる可能性が高くなってきますので、途中で償還になるのは困ります。
という事でマイナスになっているタイミングで終了になるって事もありますし、ややプラスって状況でも確定するのでそこから20.315%の税金が引かれてしまいます。
再投資型を選ぶ
一般的に、分配金の受取方法としては、そのまま現金で受け取る「受取型」と、支払われた分配金で同じ投資信託を追加的に買い付ける「再投資型」の2つが用意されています。
「毎月分配型」や「毎月決算型」と呼ばれる投資信託は、原則として、決算を毎月行い、分配金を支払っています。
毎月分配金を貰える方が良いと思うかもしれませんが、元本も削りながら毎月の配当を払うような投資信託も多いので、保有口数を増やし、複利効果が期待できる「再投資型」がおすすめです。
まとめ
もちろん利益が出るばかりではなくて、マイナスが出る場合もあります。
ただ、色々な株式、債権などを組み合わせる事である程度自分でもリスクのコントロールができますし、世界中の企業などに投資していると、色々な出来事やニュースにも興味が出てきたりします。
私の場合は金利の低い銀行に預けておくよりも育つのを楽しみたい気持ちの方が強いため、投資信託で毎月の積立をしてますが、今後も長期で投資信託続けていきたいと思いますし、運用の状況も紹介していけたらと思います。
まだまだ勉強中のため、間違っている部分もあるかもしれません。もし間違いがあれば指摘してもらえるとありがたいです。
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