「まつ毛がよく抜ける」「まつ毛をいたわっているのにすぐ切れる」「まつ毛が短くて少ない」まつ毛の傷みで悩む方は、もしかしたらメイクの際にビューラーでガシガシとまつ毛をカールさせているのが原因かもしれません。
今回は、「ビューラーでまつ毛は傷むの??」「メイクの際にどんなことに気をつければまつ毛が傷まないの??」「ホットビューラーってどうなの??」というお話をしたいと思います(^^♪
ビューラー使うとまつ毛が傷むのはなぜ?
ビューラーを使うことによってまつ毛が傷む原因としては主に次の3点。
- ビューラーは手入れが行き届かないことが多いから
- マスカラの上からカールさせる必要があるから
- ビューラーの形が目に合っていないから
特に「メイク直しの際にマスカラの上からビューラーを使う」というのはまつ毛が傷む最も大きな要因の1つ。
まつ毛をケアしながらメイクを楽しみたいならホットビューラーがおすすめ
とはいえ、まつ毛のカールって目を大きく見せるためにはかなり重要なポイント。
「でもまつ毛ケアをしたいから、まつ毛パーマやまつエクはしたくない…」そんな風に思う方は、負担の少ないホットビューラーを使うのがおすすめ。
ホットビューラーは、「面倒くさい」「使い方が難しい」といった声も意外と多く、私自身今までそんなに使ったことはなかったんですが、実は、慣れてしまえばかなり重宝するメイク道具です。
ビューラーよりもカールの持ちが断然良いので、最初に一度カールの癖をつけておけば、メイク直しの際に何度もビューラーでカールさせる必要もナシ。
まつ毛にできるだけ負担をかけずにカールさせられるし、トータル的には時短にもなるんですよ(^^♪
ホットビューラーであれば仕上がりもとてもキレイだし、コームタイプのホットビューラーであれば、仮にメイク直しの際に使ったとしても、通常のビューラーよりもまつ毛が傷みにくいです。
ホットビューラーの選び方
さて、「ホットビューラーがおススメと言われても、どんなものを選べば良いの??」と思う方もいるはず。
まず、ホットビューラーは、ざっくり分けると、「挟むタイプ」と「コームタイプ」の2種類があります。
挟むタイプというのは、こういう形状のもの。
通常のビューラーと同じ原理で、まつ毛を挟んでカールさせるタイプです。
一方で、コームタイプというのはこういう形状のもの。
コームタイプは、コームの部分をまつ毛にあてながらカールさせるというタイプです。
個人的にはコームタイプがおすすめです、というよりも、単純に「まつ毛が傷みにくい」という感じですね(^^♪
先ほどもお伝えしたように、「まつ毛を何度も挟む」という行為は、本当にまつ毛の切れ毛や傷む原因になります。まつ毛は髪の毛と違って毛が細いので切れやすいし、量も少ないので1本1本が本当に大事。
コームタイプのホットビューラーはまつ毛の下(底)部分から上方向になぞって持ち上げてカールさせるので、まつ毛を挟む必要がなく傷みにくいです。
初心者の方であれば、もしかしたら挟むタイプのホットビューラーの方が最初は使いやすく感じるかもしれませんが、まつ毛の根元に近いところを挟んじゃったりするとやけどする可能性もあるし、そう考えたらコームタイプの方が安全。
形状もスリムだからかさばらないし、慣れれば簡単にカールさせられるので、迷っている方はコームタイプのホットビューラーを選ぶのが良いと思います(^^♪
ちなみに、ホットビューラーの値段はさまざま。最近はコーム部分がまつ毛の流れに沿って回転するようなハイテクなものもあります。でも、実はそんなに高いホットビューラーでなくても、ちゃんとした使い方ができていればそれほど値段や種類によって大差はない気がします。
私が使っているホットビューラーは1000円ちょっととかなりリーズナブルでしたし(^^)
これからホットビューラーを使ってみようと思っている人は、まずは安価なものでOKかと思います。
ホットビューラーの効果的な使い方
さてさて、ということでホットビューラーの基本的な使い方をご説明したいと思います♪
①先にスイッチを入れておく
まず、少しでも時短になるように、メイクをする際には先にホットビューラーのスイッチを入れておきます。ちなみに私はパナソニックの「まつげくるん」を使ってます(^^♪
約1~2分で温まります。
このように、十分に温まると目印の色が変わるものもありますが、そういった目印がないホットビューラーの場合、指でコーム部分を触ってみて熱が感じられればOKです。
ちなみに、コンタクトはワンデーならメイクの前に入れもOKです。
ワンデー以外のものや、ハードコンタクトは、ホットビューラーの熱で形が変形してしまう可能性がゼロではないので、メイクの後から装着した方が安心。
②先に軽くビューラーでカールを作る
ビューラーは、「①まつ毛の根元」「②まつ毛の中央」「③まつ毛の毛先」の順で、3段階に分けてカールさせます。
まつ毛が短めでそんなに分けられないという場合は、「根元」と「毛先」の2段階に分けるイメージでも大丈夫。
強く挟みすぎないように、優しくカールさせます。
ホットビューラーでカールさせる土台を作るだけなので、ビューラーを使うときはそこまできれいにまつ毛が上がっていなくても大丈夫です。
③まつ毛のカールに沿ってホットビューラーをあてる
この時もビューラー同様、「①まつ毛の根元」「②まつ毛の中央」「③まつ毛の毛先」と段階を分けて、2~3秒ずつホットビューラーを当てます。
根元~毛先に沿ってまつ毛をとかすイメージであてると上手くカールが作れます。
でも、ただなぞるだけではしっかりとカールができないので、2~3秒ほどまつ毛を上方向に押しあてる感じであてるのがポイント。
目尻と目頭は、コームを斜めにして、先の部分を使ってあてます。無理にコーム全体でまつ毛をカールさせようとすると熱いので要注意。
この工程を2,3回行うと、こんな風にまつ毛のカールが仕上がります♪
④マスカラを塗った後にもう1回仕上げにホットビューラーをあてる
この時は、数秒押しあてるのではなく、手首をまつ毛のカールの流れに沿って返しながらまつ毛をとかす(ダマを取る)イメージであてるのがコツ。
こんな感じです。
手首の動きだけで説明すると、こんな感じ。
仕上げの際は、この動きだけでOKです。
そうすると、仕上がりがかなりきれいになってカール力をかなりキープできます。
かならずマスカラが乾ききった後に行ってくださいね♪
できあがったまつ毛はこんなかんじです(^^)
このやり方でホットビューラーを使うと、ほぼ1日カールが持ちます。
私のまつ毛はもともとカールがほとんどなく、逆さまつ毛にかなり近いタイプなんですが、ホットビューラーを使ってからはメイク直しの際にまつ毛をいじることはほとんどないです。
ホットビューラーは、慣れるまではビューラーのみのメイクよりも時間が多少かかるけど、「まつ毛への負担の少なさ・カール力・カール持続力・コスト」の面で総合してみると、「ビューラー単体やまつ毛パーマ、まつ毛エクステと比べるとダントツでおススメです(*^-^*)
ホットビューラーを使いながらより丁寧にまつ毛ケアをしたい場合
朝のメイク時はどうしてもバタバタしがちですが、「よりしっかりまつ毛をケアしながらホットビューラーを使いたい!」という人は、まつ毛美容液を取り入れるとよりまつ毛への負担が少なくなります。
私は「ディアモストアイラッシュ」というのを愛用してます。
- 「ワイドラッシュ」と「キャピキシル」の毛の成長を助ける成分
- オーガニック処方で低刺激、デリケートな部位に安心して使える
- 目元のケアも一緒にできる
というのが特徴ですね。
※1週間目と4週間目の画像。
個人的にリピートしている商品です。
※楽天市場の公式ショップで半額のキャンペーン中です。
⇒ディアモストアイラッシュ 楽天市場【さくらの森公式ショップ】
まつ毛美容液を塗るタイミングは、「①ホットビューラーをあてる前」と「②カールさせてからマスカラを塗る前」。
このタイミングでまつ毛美容液を塗るのが良いでしょう♪
「①ホットビューラーをあてる前」というのは、通常のビューラーでカールの土台を作ったあとのことですね(^^)
「②カールさせてからマスカラを塗る前」というのは、ホットビューラーでカールをしっかり作って、マスカラをいざ塗るその直前のこと。
まつ毛が濡れている状態だとどうしてもカールがかかりにくいので、どちらも、必ず美容液が乾いてから次の工程に移るようにするのがポイント。
ちなみに、「②カールさせてからマスカラを塗る前」のタイミングで塗る際は、美容成分の入ったマスカラ下地でもOK。
ボリュームや長さをしっかり出したいときはむしろマスカラ下地の方が効果があるかも(^^)
ホットビューラーを使う際の注意点
このように、ホットビューラーを使うとカールが長持ちするしまつ毛への負担も少なく済みますが、注意点もいくつかあります。
ホットビューラーを使う際は、次の点に必ず気をつけてくださいね♪
【注意点①】やけどに注意!
まつ毛の根元にホットビューラーをあてる時は、強く押しあてては絶対にダメ。
まぶたがやけどします。軽く下から持ち上げる程度にしましょう(^^♪
【注意点②】長く当てすぎない
ヘアアイロンを髪の毛に長くあてると切れ毛の原因になるように、まつ毛も熱を与えすぎると切れます。3秒以上は同じ個所にあてないように要注意です。
【注意点③】コーム部分の手入れをしっかりと行う
長く使ってくると、ホットビューラーのコーム部分に埃がたまったり、マスカラの粕がついたりします。
この汚れを放置すると、きれいにカールが作れなくなってしまうので、たまにコーム部分もお手入れしましょう♪
電化製品なので、水洗いはNGです。
私はつまようじでコームの溝部分をたまに掃除しますが(笑)、けっこうおススメです(^^)
【番外編】どうしても朝時間がない!という人は…
ホットビューラーを使えば最初のメイク時のみでカールが完成させられるのでかなり便利ですが、「どうしても朝時間がない!」「朝のメイクを時短したい!」という場合は、めちゃくちゃ古典的ではありますが、「ビューラーをライターやドライヤーで温める」という方法もあります(笑)。
これは実は私もいまだに、たまーに朝寝坊した時なんかにやってます(^^;)即席ホットビューラーです(笑)。
でも、外から急に熱を与えることでビューラーの金属やゴムの成分が溶けだしてしまったり、温度調節が難しくてやけどをする可能性がかなり高くなるので、毎日行うのはおススメしません。
しっかりまつ毛ケアをしながらきれいなカールを作りたい場合は、やっぱりちゃんとホットビューラーで丁寧にメイクするのが一番です(^^♪
「ホットビューラーって実際どうなの?」「上手くカールさせられる気がしない…」という方も、まつ毛をいたわりながらメイクもしっかりしたいと思っているならホットビューラーはかなりおススメです。ぜひ実践してみてくださいね(^^)/
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